2008-03-06
親戚の伯父が急に亡くなった。
お風呂場での心筋梗塞だったようだ。
75歳以上に多いらしく、伯父も77歳だった。
小学校6年のとき、祖父のお葬式が人生初のお葬式で、
「死」を目の当たりにした。
小学3年の頃に「死」と「宇宙」について考えすぎて、
自律神経失調症になり学校に行けなくなった経験があったが、
いざ「死」を目の当たりにしてみると何ともリアリティーが無かった覚えがある。
中学の頃にカッターナイフで自分の腕を傷つけることもしたり、
30代前半頃までは、
死体の写真集買ったり、ネットで死体映像を見ることが多かったが、
何か無性に「死」をリアルに感じたいと思ってたんだろうか。
祖父のお葬式以降、身内や知人のお葬式で、
「死」を見てきたわけだが、やっぱりリアリティーが無く、
深く考えたりすることも無かった。
お葬式では一度も泣いたことがないし、
悲しいという感情が無い。
彼女にも
「私が死んでも寂しくないし、泣かないでしょ?」
とよく聞かれるが、
「あー、そーだね」
とは言わないまでも、それを否定しないで黙った自分を見て、
彼女は呆れた顔をする。
ペットが死んだときはおもっきり悲しいし、泣いたりするのは、
人間の「死」は別物と考えてるからか。
ただ、今日のお葬式では、
なんとなく今までと違い、何か考えるところがあった。
なんなんだろう?それは自分でもわからない。
やはり自分が年をとってだんだん「死」に近づいているから、
リアルに感じられるようになってきたのか、
ちょっと不思議に思った。
今なら彼女からの質問の返事が違うかもしれない。
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